公開: 2019年7月23日
更新: 2019年7月25日
トマス・アクィナスの実在論に対抗して、オッカムが唱えた「唯名論」を基礎に、17世紀のイギリスの思想家、ジョン・ロックが提唱したのが、経験論です。このロックの経験論に基づき、近代科学の実験に基づいた実証主義が発展しました。つまり、同じ条件で、同じことを行い、同じ結果が得られるとき、提唱されている説は、正しい議論であるとする立場です。